北九州の技術のリスト 【この製品・技術に関する引合い】

高速流SM型排ガス処理装置

No. 039

【企業情報】

2005年3月現在
企業名 (日本語)環境テクノス(株)
(英語)ENVIRONMENTAL TECHNOLOGY SERVICE CO., LTD.
所在地 北九州市戸畑区中原新町2-4 業 種 サ-ビス業
国 名 日本
年 商 60,000万円 資本金 4,000万円
従業員数 65人 技術者数 50人 設立年月 1976年1月
企業概要・特色 当社は、環境総合技術コンサルタント会社である。 環境アセスメント、同調査、同計測、同エンジニアリング、同研究開発の各部門からなり、環境問題の総合コンサルタントとして、顧客にとり真に価値ある情報提供、技術サ-ビスに努めている。
海外との取引経験 中国上海市に、日中合弁の九州上海環保設備公司を設立し、環境技術の取引を行っている。
海外との希望取引形態 技術提供

【製品・技術情報】

製品・技術名 高速流SM型排ガス処理装置
技術分野 環境改善 利用分野 排ガス処理

技術概要

「高速流SM型排ガス処理装置」は、排ガスを処理装置内に高速度で流し、装置内にスプレイ(S)された吸収液とこの排ガスを、内蔵された分散羽根の作用によりミキシング(M)して処理する、高効率湿式ガス処理装置である。 本装置は、大気汚染防止法で規制を受ける排ガス中のSO2、HCL、HF等の有害物質や煤塵等の処理に利用できる。

特徴・効果(システム図等を含む)

気液接触部における最も重要な部分は内蔵する分散羽根である。 「高速流 SM型排ガス処理装置」では、流体理論に基づいた基礎実験を積み上げることにより、圧力損失、製造コスト等も踏まえて、高効率の気液接触効果が得られる分散羽根の構造・配置を考案した。 本装置は、左図のように円塔内に数種類の固定式分散羽根を設置することにより、高速で流されるガス体に乱流を生じさせ、塔内に噴射される吸収液を効果的に分散させて、気液の接触効率を高める。 要求されるガス処理のレベルに応じてこのモジュ-ルを多段に積み重ねて装置を構成する。 また、本装置では高速ガス体を流し、かつ、極めて短時間の接触で高い処理効果を得ることによって装置を大幅にコンパクト化する事を目標の一つにしている事から、圧力損失、同伴ミストの問題を考慮して、ガスと吸着液の流れは下行流並流法式を標準とする。

仕様

下図に高速流SM型排ガス処理装置を利用した排ガス処理システムの一例を示す。 高速流SM型排ガス処理装置に導入された排ガスは、吸収液循環槽からポンプによって装置内に噴射された吸収液と共に、分散羽根の作用による強い撹乱と分散を受けながら、並流で降下する過程で、例えばSO2等のガス成分や煤塵が吸収液側に移行し処理される。 下表は、高速流SM型排ガス処理装置と従来型の向流式スプレ-塔との、脱硫設備における比較デ-タの一例である。 この実験デ-タより、排ガスの気液接触時間が、高速流SM型排ガス処理装置で0.3秒、従来型の向流式スプレ-塔方式で3.3秒と、高速流SM型排ガス処理装置はスプレ-塔方式の僅か11分の1の容積で同等以上の脱硫性能を発揮している。 このことからも、高速流SM型排ガス装置で、いかにコンパクト化が図れるかということを示している。
高速流SM型とスプレ-塔の脱硫デ-タ比較表
項目 単位 高速流 SM型 スプレ-塔
原ガスのSO2濃度 ppm 380 390
処理ガスのSO2濃度 ppm 32 37
SO2除去率 91.6 90.5
液ガス比 L/m3 10.0 11.3
塔内風速 m/sec 10.0 2.8
原ガス温度 110 102
処理ガス温度 28 27
吸収液pH 6.2 6.3
吸収液スラリ-濃度 7.7 7.6
吸収剤 Ca(OH)2 Ca(OH)2
排ガスの気液接触時間 sec 0.3 3.3
排ガス側圧力損失 mmH2O 10.3 20
吸収液噴霧ノズル圧力 kg/cm2 0.3 1.1


納入実績 日本 なし
海外 なし
日本での特許事項 平7-322189「気液混合器」
海外での特許事項 なし
ノウハウ事項 あり
日本で満たしている法規制 大気汚染防止法
海外における関係法規 不明
関連キーワード 排ガス処理、脱硫、湿式